平山郁夫 展示会情報



 

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昨年12月に現代日本画の巨匠である平山郁夫先生が逝去され、世界中に激震が走りました。一昨年前には、片岡球子先生が他界され、文化勲章受章者の相次ぐ逝去にとても残念でなりません。広島県ご出身の平山先生は、中学3年の時に被爆され、その後遺症で一時は死も覚悟したなか、三蔵法師をテーマとする「仏教伝来」を描きあげ院展に入選しました。以降、先生の作品には仏教をテーマとしたものが多くあります。仏教のテーマはやがて、古代インドに発生した仏教をアジアの果ての島国にまで伝えた仏教東漸の道と文化の西と東を結んだシルクロードへの憧憬につながっていきます。平山先生は1960年代後半からたびたびシルクロードの遺跡や中国を訪ね、極寒のヒマラヤ山脈から酷暑のタクラマカン砂漠に至るまでシルクロードをくまなく旅をしています。その成果は奈良・薬師寺玄奘三蔵院の壁画にも結実しています。文化財赤十字活動の名のもとカンボジアのアンコール遺跡救済活動、敦煌の莫高窟の保存事業、南京城壁の修復事業、バーミヤンの大仏保護事業などの文化財保護や相互理解活動を評価されるなどその活動は幅広く社会への影響も大きなものでした。

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